結婚相談所比較

結婚相談所の正しい選び方

ここでは結婚相談所の正しい選び方を3つのポイントごとに紹介したいと思います。

今回はそのうちの1つ「料金体系」についてご紹介します。

2、料金体系

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結婚相談所を選ぶ時に、料金体系はかなり重要です。ここで私が言いたいのは、成婚が決まるまでの全体のバランスで見る、という事です!

さきほどの連盟の所では同じ連盟に所属している結婚相談所同士なら会員さんを共有している事を紹介しました。それなら鋭い方なら例えば同じIBJに所属している結婚相談所なら、少しでも活動費用が安い所の方が良いはずだ、と思う気持ちも分かりますが・・・

一概にそうではないのです。

そもそも結婚相談所の料金体系には下記のような項目があります。

1、入会金(初期費用)

2、月会費

3、お見合い料

4、成婚料

5、その他

5のその他とは、結婚相談所によっては、プロフィールを少し変更したり、プロフィール写真を変更したり、カウンセリングをしたりするだけで料金がかかる所もあります。

はっきり言って、こんな些細な事にまで料金を取るような所は会員さんに対して親身とは言えません。除外しても良いと思います。

冒頭でも言いましたが、料金体系で重要な事は「成婚が決まるまでの全体のバランスです」

連盟のルールで料金体系は各相談所で自由に決めて良いというルールがあります。ですので各結婚相談所は、料金体系を自分たちで自由に決めるわけなんですが、ここで大事な事は、その結婚相談所は何を一番の利益、何で利益を出したいか、何で一番、儲けたいか、という事を深くさぐっていくと相談所選びがしやすいと思います。

各結婚相談所は、ボランティアで相談所をやっている所は、1社もありません。全社、ビジネスです。

そもそも各加盟に所属するだけで高い加盟団体なら加盟金120万円という所もあります。

誰だって早く元が取りたい、と思うはずですよね・・・

先に言っておきます。

まず結婚相談所に入会したからといって「全員」は結婚できません。

せいぜい30%前後です。残念ながら日本という国は一生独身、生涯未婚の人が激増しています。

婚活の現場は、皆さんが思っているよりも、サバイバルです。戦場です。そんな戦場の真ん中に「私は普通の結婚相手で良いわ~、あはは~」とのんきにコンパや婚活パーティーに行っている、のんびり構えている人がのんびり婚活しても、すぐに1年2年3年と過ぎていくだけでしょう・・・

そうなると、結婚相談所の経営者は、どうせ全員、結婚するのは無理だから、成婚料より入会金(初期費用)を大きく取ろうと思います。

 当然です。

経営者にも生活があります。

その後、結婚相談所を運営していく内に気づくことがあります。

成婚料や月会費よりも、「入会金の次は、お見合い料」が利益が出しやすい事に気づきます。

何故なら、結婚相談所の活動というのは、ひたすらお見合いをする事につきます。

成婚までの70%ぐらいの活動がお見合いです。平均的な活動ベースを見てみると、入会後7ヶ月ぐらいがお見合いと仮交際(重複交際OKの期間)の時期。その後、3ヶ月ぐらいの真剣交際(重複交際NGの期間)の後の成婚。多い人なら成婚するまで30回~40回ぐらいお見合いをします。

誰だって結婚相談所に入会したら、「お見合い」がしたい、と思います。当たり前ですよね。お見合いしないと結婚できないわけですから。

そして、このお見合いは面白いもので、一度すると更にもう一度、といった感じでお見合いできる人はどんどん、どんどん、お見合いがしたくなります。もっと良い人がきっといるはずだ、もっと良い人とお見合いしてみたいと・・・

ですので、お見合い料は、極力、少ない額の結婚相談所が良いです。できれば無料が良いです。

例えば、お見合い料が一回、お見合いをする毎に5,000円かかる結婚相談所に入会したと仮定してみましょう。

そして、仮に月に15人からお見合いを申し込まれたと仮定した場合・・・

あなたは、15人×5,000円=75,000円を払って全員とお見合いするかどうかと、いうと・・・

多分、全員とはお見合いはしないと思います。せいぜい、3~5人じゃないですかね。

その場合、残りの10~12人は写真とプロフィールだけを見て「切り捨てる」わけです。切り捨ててしまったら、もう一生、会えません・・・

ですが、そのせっかく申し込んでくれた人の本当の人間性などは写真とプロフィールだけで分かってしまうものでしょうか? 実際、会ってみると写真写りが悪いだけで実物の方が全然、良かった。

話してみるとタイプではなかったが、すごく話が面白かった。居心地が良かった。って事は本当にないでしょうか。

これは実際によく聞く声なんですが、成婚が決まったカップルの半分以上が「はじめはあまりタイプではなかったが交際していくうちに、どんどん魅かれていきました・・・」というアンケート・・・

非常に多いです。

という事は、やっぱり会って話してみないと当たり前なんですが、その人の事など全然、分からないわけです。

となると、もしお見合い料が発生する結婚相談所に入会してしまうと、毎回毎回、お見合い料を気にしながらお見合いを受けるかどうか決めなくてはいけません。

もちろん、百点満点で80点や90点の人から申し込まれた場合は、お見合い料の5,000円を払ってでもお見合いをすると思いますが、実際に活動してみると申し込まれるのは何故か自分より少し魅力的に感じない50点~60点ぐらいの人が多いです。

これにも理由があります。

例えば自分自身を自分で点数をつけると仮定して、例えば自分に60点と点数をつけたとしましょう。

その自己採点60点の人は多分、理想の相手の点数は、自分より少し上の65点~80点の人を理想とするでしょう。誰も自分よりも下の55点~40点の人を理想とはしませんよね・・・

と、この考えはほとんどの人に当てはまるわけですので、そうなると60点の人は50点前後の人から、どんどん申し込まれるわけです。申し込んでくる50点ぐらいの人は少し上の理想の60点ぐらいの人にどんどん申し込むわけですから・・・

そして60点の人は、50点前後の人に毎回毎回毎回、5,000円のお見合い料を払ってお見合いするべきかどうか迷うわけです。すると、やはり自分より魅力を感じない50点前後の人をどんどん切り捨てるわけです・・・

プロフィールと写真だけで判断して・・・

会いもせずにチャンスを切り捨てるわけです・・・

そんな、もったいない事をしていると、どんどん成婚が遠のいてしまいます。

その申し込んでくれた人の人間性や価値観、相性や波長は、会わないと・・・お見合いしないと絶対に分かりません。写真やプロフィールの文字だけでは絶対に分かりません!!

まとめると、お見合い料は極力、無い方が良いです。お見合い料があるメリットは見当たりません。

そして料金体系で決める時に、何より大事なのが成婚料の割合です。

当たり前の事を言います。

あなたは成婚をしたいから結婚相談所に入会するわけです。

その時、結婚相談所のスタッフは、成婚するために頑張って色々とサポートをしてほしいと思うのは普通ですよね。ただ、もし入会してしまった結婚相談所が成婚するためでなく・・・

少しでも長く、ひと月でも長く会員として活動してもらう・・・

ことに色々と頑張る相談所だとしたら、あなたはどう思いますか?

実は、けっこう多いです。こういう相談所・・・

どんな相談所か・・・

ずばり、入会金(初期費用)や月会費やお見合い料が高くて、成婚料が無料もしくは極端に安い相談所です。

もう、ここまで読んだ方は分かりますよね?

入会してもらった後は、機嫌よく・・・少しでも長く・・・ひと月でも長く・・・月会費やお見合い料を取りたいだけだと思いませんか? その相談所がもし成婚料が無かったら・・・

だって成婚が決まってしまうと逆にその相談所には利益が無くなりますよね・・・

でもさすがに邪魔まではしてこないでしょって声も聞こえてきそうなので・・・

あえて言います。

前述していますが、結婚相談所は、ビジネスです。

ビジネスの目的は利益です。

成婚料が無料の結婚相談所は、何で利益が上がるのでしょうか?

入会金(初期費用)と月会費とお見合い料です。これらをなるべく、たくさんもらいたいと思うことは、ビジネスとすれば、逆に健全です。

 そうなると・・・

どう考えても会員さんと相談所で利害が一致しません。

 料金体系の重要性。まとめますと・・・

成婚料の割合が大きい相談所が良い。

お見合い料は無料が良い。

入会金(初期費用)と月会費は、そりゃ安い方が良いですが、あまりに安すぎる所も心配になると思うので、相場付近でなるべく安い金額なら良いのではないでしょうか。

入会金(初期費用)は、3万円~6万円ぐらい。月会費は、5,000円~1万円ぐらいだと思います。